院内勉強会 その①
- エルブ麻痺とは?またその肢位とは?
- スプレンゲル変形とは?
- 鎖骨外側下にある、外科的に大切な場所は何と云うか?
- 安静位の肢位で肩甲骨の上角、下角、肩甲棘は肋骨のどの位置に居するか?
- 大結節、小結節、結節間溝を適切に触診せよ
- 翼状肩甲骨の原因は何か?
- 大結節と小結節の直下は臨床上大切な部位であるがなんと云うか?
- 大結節と小結節に付着している筋肉を述べよ。
- 肩板疎部とはどこの部位か?
- 挙上における三角筋と肩板の役割
模範解答 その①
- 分娩麻痺とも言われ、C5 C6頚神経で腕神経叢上幹の麻痺、筋皮神経、腋カ神経、橈骨神経の一部で生じる。よって三角筋、上腕二頭筋、上腕筋、腕橈骨筋、回外筋に麻痺が起こり、ウェイターがチップを要求するような上肢の内旋、内転肢位をとる。
- 胎生三ヶ月までに肩甲骨原基が遺残成長したもの。子宮内圧の上昇や肩甲骨下降筋の欠落などが原因で先天性肩甲骨高位症とも言われる。
- 三角筋大胸筋溝
- 上角 第二肋骨 下角 第七~第八肋骨 肩甲棘 第三肋骨
- 上腕の内旋、外旋を利用
- 前鋸筋の筋力低下、萎縮、長胸筋の麻痺
- 外科頚
- 大結節 棘上筋 棘下筋 小円筋 小結節 肩甲下筋
- 肩甲下筋と棘上筋の間隙
- 肩板で骨頭を臼蓋に近づけ、三角筋で90度まで引き上げる作用を同時に行うforce coupleを形成して円滑な挙上運動を行なう。
院内勉強会 その②
- 大結節に付着部順に呼ばれるSIT musclesとは何か?
- 肩板を触診する場合、触診しやすい位置とはどんな肢位か?
- 肩の滑液包を分類せよ。
- 腋窩に手を入れた際、前壁、後壁、内壁、外壁にあるものは何か?
- 胸鎖乳突筋の臨床上、重要といわれる理由を三つ述べよ。
- 三角筋は外傷により二次的に筋萎縮を起こすことがあるが、代表例をあげよ。
- 菱形筋の触診する際の触診しやすい位置とはどんな肢位か?
- 患者の肩の可動域を自動的に調べるApleyのscratchテストとはどんなものか?
- 肩の外転テストで肩甲上腕関節と肩甲胸郭関節の割合はいくらか?
- 肩の外転が120度で止まる理由を述べよ。
模範解答 その②
- 分娩麻痺とも言われ、C5 C6頚神経で腕神経叢上幹の麻痺、筋皮神経、腋カ神経、橈骨神経の一部で生じる。よって三角筋、上腕二頭筋、上腕筋、腕橈骨筋、回外筋に麻痺が起こり、ウェイターがチップを要求するような上肢の内旋、内転肢位をとる。
- 胎生三ヶ月までに肩甲骨原基が遺残成長したもの。子宮内圧の上昇や肩甲骨下降筋の欠落などが原因で先天性肩甲骨高位症とも言われる。
- 三角筋大胸筋溝
- 上角 第二肋骨 下角 第七~第八肋骨 肩甲棘 第三肋骨
- 上腕の内旋、外旋を利用
- 前鋸筋の筋力低下、萎縮、長胸筋の麻痺
- 外科頚
- 大結節 棘上筋 棘下筋 小円筋 小結節 肩甲下筋
- 肩甲下筋と棘上筋の間隙
- 肩板で骨頭を臼蓋に近づけ、三角筋で90度まで引き上げる作用を同時に行うforce coupleを形成して円滑な挙上運動を行なう。
院内勉強会 その③
- carrying angleについて説明しなさい
- 肘外反について説明しなさい
- 銃床変形について説明しなさい。
- 肘のび慢性の腫脹が出た場合、考えられる二大外傷を述べよ。
- 上腕骨滑車と尺骨滑車切痕は側方からみると何度傾斜しているか。
- 上腕骨内側果上稜を触診する際、小さな骨性突起が見つかった場合、何が考えられるか
- 肘を構成する三つの関節とは何か?
- 肘部管症候群の原因となるものを三つ以上述べよ。
- 肘関節離断性骨軟骨炎の発症年齢はいくつからいくつまでか。
- Thomsenは何を誘発するテストか。
模範解答 その③
- 肘関節を解剖学的肢位で伸展した際、上腕と前腕の軸は肘外偏角として知られている外反角を形成する。これをcarrying angleと云う。男性は5度、女性10~15度
- 肘反角が正常よりも大きい状態で外側上顆骨折などによる、二次的な骨端線障害によって起こり、遅発性尺骨神経障害の原因となる。
- 内反肘のことで上腕骨の末端が偽関節や骨端線の発育障害になりやすい小児の果上骨折のような外傷の結果起こりやすい。その頻度は外反肘より多い。
- 上腕骨遠位端の果上骨折 肘関節の挫傷
- 45度
- 正中神経麻痺
- 腕橈関節 腕尺関節 上橈尺関節
- 外反肘変形、尺側手根屈筋の両頭を結ぶバンドの肥厚、骨性隆起、尺骨神経脱臼、ガングリオン、骨軟骨腫、リウマチ性滑膜炎、上腕骨滑車形成不全
- 10から15歳
- 外側上顆炎
院内勉強会 その④
- タバコ窩を形成する筋肉を述べよ。
- De Quervain病についてテスト法も含めて説明せよ。
- 手関節の背側は六つの通路(トンネル)に別れているが、その二番目と五番目のトンネルを通っているものを述べよ。
- 長拇指伸筋腱が断裂する可能性がある疾患を二つ述べよ。
- Gayon管について説明しなさい。
- 約7%の人に欠如している前腕の筋とは何か?
- 手根管の狭窄が考えられる疾患を三つ以上挙げなさい。
- Phaienテストはどんなテスト法か答えなさい。
- Dupuytren拘縮はどんな時に起こるか答えなさい。
- ボタン穴変形はどんな場合起こりどんな変形を生じるか答えなさい
模範解答 その④
院内勉強会 その⑤
- 松葉杖歩行に欠かせない筋肉とは何か?
- 手関節の一部であるが肘屈筋の機能をもの筋肉は何か?
- 肘窩は三角形状であるが外側縁と内側縁を構成している筋肉を述べよ。
- 肘窩の外側から内側の間を通り抜ける組織を四つあげよ。
- 肘関節の屈曲の主動筋と補助筋をそれぞれ筋肉名と神経支配を記せ。
- 肘関節の伸展の主動筋と補助筋をそれぞれ筋肉名と神経支配を記せ。
- 肘関節の回外の主動筋と補助筋をそれぞれ筋肉名と神経支配を記せ。
- 肘関節の回内の主動筋と補助筋をそれぞれ筋肉名と神経支配を記せ。
- 肘関節への神経反射を三つ述べよ。
- チネル徴候について説明せよ
模範解答 その⑤
- 上腕三頭筋
- 腕橈骨筋
- 外側縁 腕橈骨筋 内側縁 円回内筋
- 上腕二頭筋腱・上腕動脈・正中神経・筋皮神経
- 主動筋 上腕筋 筋皮神経 前腕回外時の上腕二頭筋 筋皮神経
補助筋 腕橈骨筋 橈骨神経 回外筋 橈骨神経 - 主動筋 上腕三頭筋 橈骨神経
補助筋 肘筋 橈骨神経 - 主動筋 回外筋 橈骨神経 上腕二頭筋 筋皮神経
補助筋 腕橈骨筋 橈骨神経 - 主動筋 円回内筋 正中神経 方形回内筋 正中神経前骨間枝
補助筋 橈側手根屈筋 正中神経 - 上腕二頭筋反射c5・腕橈骨筋反射c6・上腕三頭筋反射c7
- 神経内の神経腫の圧痛を誘発するテスト
院内勉強会 その⑥
- Bennet骨折とはどんな骨折か?
- 湾曲した爪を起こす原因は何か?
- 手根骨はその形状上により背側に脱臼しやすくなっているが例外がある。どれか?
次の空欄を埋めよ。 - 橈骨動脈は( )筋と( )筋との間の橈側に触知出来る。
- 尺骨動脈は( )筋腱のやや橈側よりで触知出来る。
- 正中神経は( )の下を走り、その腱はげんこつを正中位で掌屈させ抵抗を加えると手首の中心で触知も見ることも出来る。
- MP関節の掌側面は( )で強化されている。
- 手根管は( )神経、( )筋( )筋( )筋( )筋が含まれる。
- Busch骨折とはどんな骨折か?
模範解答 その⑥
- 化膿性関節炎の強直 コーレス骨折の不完全整復 バートン骨折の不完全整復
- コーレス骨折時の粉砕骨折
- 橈側手根屈筋 正中神経 尺側手根屈筋 尺骨神経
- 総指伸筋 示指伸筋 小指伸筋 橈骨神経
- 手の内在筋の短縮を調べるもの。PIP関節の屈曲制限が内在筋の短縮によるものか、関節包の拘縮によるものかを鑑別する。
- 橈骨動脈と尺骨動脈が充分に手部に血液を供給しているか診断するテストである。
- 30
- 20
- 拇指の対立不能 拇指の外転不能 拇指球の萎縮 正中神経支配域のしびれ感
- 対立筋 外転筋 短拇指屈筋